Q&A - すいすいサポート


水素社会の実現について

水素はどのような物質なのですか?
無色・無臭の物質で、あらゆる物質の中で、一番軽いという特徴を有しています。昭和20年代から40年代にかけては、都市ガスとして水素と一酸化炭素の混合ガスが使われており、調理や給湯などに使われていました。現在では、口紅やマーガリンなど身近な製品の製造にも使われています。
水素はエネルギーとして使えるのですか?
水素をエネルギーとして利用する方法には、燃料電池を用いて水素と酸素を化学反応させて電気を作る方法や、水素を燃焼させてエンジンを回す方法などがあります。
家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム」は、都市ガスやプロパンガスから取り出した水素と空気中の酸素で発電し、その際に発生する熱でお湯もつくりだしています。
水素エネルギーとして活用する意義は何ですか?
水素エネルギーは、利用段階でCO2を発生させないため、再生可能エネルギー由来の電気から水を電気分解し、発生させた水素を活用すれば、環境負荷の低減につながります。他にも、様々な資源から製造することができることや産業の裾野が広く経済波及効果が高いこと、非常時対応の観点から有効であること等が意義として挙げられます。
水素は安全なのですか?
水素の特性を正しく理解し、安全対策を行えば、化石燃料と同様に安全な利用が可能です。
国では、水素エネルギーの関する目標はありますか?
国では、以下の普及目標を掲げています。
燃料電池自動車:2020年までに4万台、2025年までに20万台、2030年までに80万台
水素ステーション:2020年までに160カ所、2025年までに320カ所
家庭用燃料電池:2020年までに140万台、2030年までに530万台
都では、水素エネルギーに関する目標はありますか?
都では、以下の普及目標を掲げています。
燃料電池自動車:2020年までに6,000台、2025年までに10万台、2030年までに20万台
水素ステーション:2020年までに35カ所、2025年までに80カ所、2030年までに150カ所
家庭用燃料電池:2020年までに15万台、2030年までに100万台

燃料電池自動車とは

燃料電池自動車とはどのような車ですか?
水素と酸素を化学反応させ発生した電気でモーターを回して走る車です。ガソリン車と比べ、騒音や振動が少ない上、走行時にはCO2を一切排出せず、水だけを排出します。

水素ステーションについて(整備・運営)

水素ステーションとは何ですか?
水素ステーションは、燃料電池自動車に水素を供給する施設です。水素ステーションは、ガソリンスタンドと同様に法令に定められた安全基準を順守して設置・運営していただくことになります。水素ステーションに関連する法令は、高圧ガス保安法、消防法などです。
水素ステーションはどのような種類がありますか?
水素ステーションの敷地以外で水素を製造してトレーラーなどで水素ステーションまで輸送してくるオフサイト型と、水素ステーションに設置した水素製造装置で製造して供給するオンサイト型に分けられます。そのほかには移動式ステーション、簡易型ステーションなどがあります。
水素ステーションの設置に必要な土地の面積はどの程度ですか?
国の「燃料電池自動車等の普及促進に係る自治体連携会議」資料で示されている水素ステーションの配置例では、水素ステーションの設置に必要な面積は560㎡又は700㎡とされています。
ただし、設置する土地の形状等の理由から、必要な面積は事例ごとに異なります。具体的な場所での設置の可否については、すいすいサポートを通じてお問合せください。
水素ステーションを設置できない都市計画法上の用途地域はありますか?
建築基準法上の規定により、「第一・二種低層住居専用地域」と「第一種中高層住居専用地域」には水素ステーションを設置できません。
水素ステーションの運営にはどのような人材の配置が必要ですか?
水素ステーションの運営には、高圧ガス保安監督者の配置が義務付けられています。
高圧ガス保安監督者になるためには、高圧ガス製造保安責任者試験への合格と、6か月の実務経験が必要です。
水素ステーションの設置に必要な費用はどの程度ですか?
国の水素・燃料電池ロードマップでは、1時間当たり300N㎥の水素を供給する能力を有する固定式水素ステーションの場合で4億円程度とされています。
水素ステーションの運営に必要な費用はどの程度ですか?
国の水素・燃料電池ロードマップでは、年間4千万円強という試算もあるとされています。
国、都の支援策はあるのですか?
水素ステーション整備費、運営費に関して、国と都で補助制度を有しています。都は合わせて、土地代の補助制度も有しています。
詳しくは以下のHPをご参照ください。
国及び都の補助制度
https://www.tokyo-suisomiru.jp/for-business/information/
※自動車メーカーも運営費の補助を行っています。詳しくは以下のHPをご参照ください。
http://hysut.or.jp/publicoffer/fcvjuyou.html
水素ステーションは現在都内で何か所設置されていますか?
平成30年10月現在、14ヵ所設置されています。